自由・個人主義・部分均衡と公共政策

社会制度を司る組織や主体が、情報の非対称性により、各主体にとってそれぞれ最適な決断および最適な手段を指定したり強制し得ることはまれである。逆に各主体はそれぞれの利害を背負うため、社会全体の利益やルールそのものについて中立な意志決定をすることが困難である。このような事実を前提として、公共と市場との役割分担は決められるべきであると私は考える。